百鬼夜行コースにつき危険
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私の近所では不思議な現象が起こる。幽霊か、妖怪か、それとも気のせいか、科学的・直観的・天然的に、その正体を暴く。

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猫又と化け猫とその他の猫の妖怪

猫は100年(20年という説もある)生きると尻尾の先が2つに分れ、あるいは尻尾が2本になり、妖怪「猫又」になると言われている。猫又は人語を理解し、化けることができる。凶暴で人間を襲うものや飼い主に恩返しをするなど、猫又になる前の生き方が反映される。例えば、カン袋に詰め込まれて蹴鞠のかわりにされた猫は凶暴になるが、駐車場などで野良猫に餌を与えていた人には恩返しをするといったようなことである。  




 似たような妖怪に「化け猫」がいる。有名なのは鍋島藩の化け猫であろう。碁の相手を務めていた臣下の龍造寺又七郎が、鍋島光茂の機嫌を損ねたために斬殺され、又七郎の母も飼っていたネコに悲しみの胸中を語って自害。母の血を嘗めたネコが化け猫となり鍋島家に怨る話である。「夏目友人帳」の「にゃんこ先生」も化け猫の中に入る。
 猫又によく似た妖怪に、猫娘がいる。ゲゲゲの鬼太郎に搭乗し、鬼太郎のガールフレンドである。他には猫耳娘というのが秋葉原あたりにいるらしいが、もう40年近く行っていないのでどうなってるのか分からない。

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百鬼夜行

百鬼夜行は「ひゃっきやぎょう」または「ひゃっきやこう」と言い、真夜中に妖怪が集団で行進する現象である。これを見た人は必ず死ぬと言われているが、なぜこの話が伝わっているのかよく分からない。見た人は死んでいるんだから。
 今昔物語集に出てくるらしいので、平安時代後期にはすでに妖怪たちは徘徊していたらしい。
 徳川幕府になると、百鬼夜行をヒントにして参勤交代が行われた。大名行列のことを一部の者は百鬼夜行と呼んだことは言うまでもない。したがって、大名行列を見たものは手打ちにされ、必ず死ぬというところまで真似をしたのであった。
 現代では暗闇が減ったせいで、妖怪の住処が減り百鬼夜行は行われなくなった。
 百鬼夜行には「妖怪たちの行進」から転じて「群れをなして悪事を行う集団」という意味がある。週末ごとに私の家の近くを大きな音で走る車やバイクの集団は、夜の闇に溶け込んで、やがて妖怪となる運命なのかも知れない。

 今回からページ上部の欄外に百鬼夜行が催されているが、これを見ても死なない。昔のように日本の妖怪だけでは行進できないので、海外の妖怪?も参加している。
左から、のっぺらぼう・九尾狐・河童・人魚・火の玉・ぬえ・かぼちゃお化け、クモ娘・龍・猫娘(猫耳とも言う)・キューピッド・ドラキュラ・フランケンシュタインである。まだまだ増やしたいと思う。

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河童

河童は、鬼・天狗と並ぶ日本三大妖怪のひとつ(一人?)である。たいていは、川や池や沼に住むが、どこだったか忘れたが、海に住むという地域もあるらしい。半魚人の仲間かも知れない。紛らわしい。そのあたりは、現在、福岡ドームという施設が建っているらしいが、私は行ったことがない。
 河童の頭には皿がのっており、これが乾いたり割れたりすると死ぬ。「夏目友人帳」では干からびかけた河童を何度も夏目が助けている。三大妖怪という割には一番弱そうである。詳しくは熊本県の人吉に行ってみるのがよいが、行く前には「夏目友人帳」を読んでおくのがよい。
 河童はキュウリが好きである。特に「鎌倉物語」に出てくる河童はキュウリが好きである。「鎌倉物語」は「三丁目の夕日」と同じ作者(西岸良平)なので、好きな人は読んでから、鎌倉へ行こう。ちなみに鎌倉物語にはもっと多くの妖怪が出てくるが、総じて人間には友好的であるものが多い。
 河童の出てくる漫画は他にもたくさんあるが、有名なのは「黄桜」のコマーシャルの河童でしょうか。
 小説では、芥川龍之介、草野新平などの他、遠野物語にも出てくるが多くが短編なので、読みやすい。遠野物語を読んだら遠野へ行ってみよう。



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人魚と半魚人

人魚と半魚人はどう違うのか?昔、考えたことがある。上半身が美女で下半身が魚が人魚、不細工で全身うろこに覆われている男が半魚人となっている。なぜ、男の人魚や女の半魚人がいないのか不思議である。
 もう一つ不思議なことがある。どうして人魚は上半身が人間なんだろう。下半身が人間でもいいじゃないか。ちょっと変な感じではあるが。
 なにはともあれ、人魚は童話では海の泡となって消えてしまう悲しい運命なのであるが、半魚人の結末ってどんなんだっけ?

人魚

半魚人の死体発見!

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ぬえ

日本では有名な妖怪である。平安時代の大江山に住み黒雲とともに天を駆け、京都に現れては女をさらっていくという妖怪である。それにしても、男をさらう妖怪はあまりいない。不思議である。源の何とかに退治されるが、死後どうなったかというと諸説ある。
 ぬえは、恐ろしい姿をしていたらしい。手足は虎、身体はタヌキ(岐阜あたりでは胴体も虎)、尻尾は蛇で、顔は猿であったという。顔は猿だったらしい。顔は猿なんだって。
 あんまり怖くない。


 ぬえで~す。

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