百鬼夜行コースにつき危険
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霊障持ちの大魔王
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男性
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年金会社
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二次元美少女
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私の近所では不思議な現象が起こる。幽霊か、妖怪か、それとも気のせいか、科学的・直観的・天然的に、その正体を暴く。

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牡丹灯籠

「四谷怪談」「皿屋敷」とともに三大怪談と呼ばれ眼のは、「牡丹灯籠」である。四谷怪談のヒロインお岩や皿屋敷のヒロインお菊が、この世の怨みを晴らすために幽霊になったのと比べ、牡丹灯籠のヒロインお露は少々趣か違う。お露はこの世に怨みを残して死んだのではなく、好きな男に添い遂げようとしたのである。牡丹灯籠は、幽霊と人間とのラブロマンスである。
 牡丹灯籠は江戸時代に三遊亭圓朝によって書かれた落語の怪談噺である。当時の落語は今よりも多くのものを扱い、映画のようなイメージの方が近いものだった。圓朝の「怪談牡丹灯籠」は22章からなり、上記の牡丹灯籠を前半部(1章~14章)のメインのストーリーとした。後半は、前半の中に絡んだ、殺人、仇討ち、別れた親子の再開など、当時の庶民の好みの内容となっているが、人間関係が少々ややこしい気がする。
しかし、「怪談牡丹灯籠」は二葉亭四迷によって言文一致体にされたため、古文に比べて読みやすい。また、歌舞伎でも同じ演目があり、人気であったらしい。映画が入って来てからは何度も映画化されており、明治時代になっても人気は衰えなかったみたいである。現代幽霊のヒロインは貞子さんだが、たまには、かつての怪談噺も映画で見て見たいものだと思う。

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生まれ変わりー前世の記憶ー

生まれ変わりがあるとすれば、何が起こるのでしょう。一例をあげてみます。


 一部の人間には前世があり、それが現世に影響していることが明らかになった。そこで、政府は前世の有無を確かめる計画を発表した。
 研究所の若い技術者が自ら被験者になってくれた。彼はベッドに寝かされ、退行催眠状態に入った。現世からだんだんと記憶が戻って行くのが、被験者にも画面を見ている学者たちにも分かる。ちょうど逆回しで映画を見ているような感じだ。小学校から大学まで優秀な成績だったことがわかる。さすが将来を嘱望される技術者だ。やがて0歳になり、画像が真っ暗になった。しばらくして画面が現れ大勢が自分を見ているのが映し出された。やがてギロチンが映し出され、そこに引きずられていく姿が・・・・
そこで映像が途切れた。
 若く優秀な技術者は心臓麻痺で死んでいた。


 前世の記憶があるのなら、このようなことも起こりうるわけですね。善と悪とは隣り合わせ、時代によって常識も変わります。昔は当然のことでも現代では耐えられないこともありますよ。

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もう一つの四谷怪談(東海道四谷怪談)

こないだ、四谷怪談の話を書いたが、四谷怪談には鶴屋南北の書いた「東海道四谷怪談」という話もある。これが江戸時代には、人気だったらしい。「東海道四谷怪談」娯楽性の高い作品であり、有名な場面も多数あるらしい。有名なものは、毒を飲まされたお岩が苦しみ死ぬところ、川から流れてきた戸板に打ち付けられたお岩が怨みを吐き、板を裏返すと自分殺した小平が恨みを吐く場面、多くの鼠と怨霊に苦しめられるところなどである。もう一つの当時の人気作品、「忠臣蔵」の外伝となっている。抜け目のない人だ。 東海道四谷怪談では、伊右衛門はさらに多くの人を殺す極悪人となっている。そのため、伊右衛門がお岩にいじめられ(?)苦しむさ様をある種のうさばらしにしていたようだ。最後には、佐藤与茂七に殺されるわけだが、この佐藤与茂七は、矢頭右衛門七でこの後討ち入りに行くことになっている。話は変わるが、忠臣蔵には、大石内蔵助(毎夜の遊び)といい、堀部安兵衛(高田馬場の仇討)といい、奇行に走る人が多いがそれだけ人気があったのだろう。

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四谷怪談

誰でも知ってる怪談と言えば「四谷怪談」だろう。「播州皿屋敷」「牡丹灯籠」とともに日本三大怪談らしい。「耳なし芳一」は入っていない。
 さて、四谷怪談である。貞女・お岩がぐうたら養子の伊右衛門に惨殺され、幽霊となって怨みを晴らす、ぐらいしか知らない。昔、映画で見たことがある。古い映画ばかりやっていたが、場所が悪く、あっけなく潰れてしまった。
 これは葛飾北斎が書いた「百物語」の中のお岩さんである。提灯お化けに限りなく近く見えるが、「提灯お岩さん」と書かれている。いつから提灯お化けになったのかは知らないが、かなり情けない顔をしているように見えるのは、私だけだろうか?
 しかし、お岩さんは江戸時代の人には愛されていたのか、葛飾北斎がふざけて書いたのか、何か信念を持っていたのかは分からない。
 私は実は「四谷怪談」というのは完全なフィクションと思っていたが、実はモデルがあるらしい。あるらしいのだが、あまりに「四谷怪談」とは違う話なのである。
 1600年頃の話らしい。関が原の戦いの年だが、戦い終わって江戸幕府が置かれてからのことだろう。落ちぶれた武家の田宮家に伊右衛門が養子でやってきた。田宮家は大変貧乏であった。一方伊右衛門の方は、貧乏だったが幕府に仕える武士武士だったらしい。伊右衛門とお岩は仲が良かったが貧乏だったので、お岩は大富豪の屋敷に奉公に行くことになった。当時は奉公は住み込みが当たり前なので、お岩は早く伊右衛門さんと暮らせますようにと、毎日近くのお稲荷さんにお参りし、一生懸命仕事をしたそうな。これを知ったご主人はお岩が伊右衛門と暮らせるようにと幕府の役人に掛け合い、伊右衛門を昇進させお給料も良くなってお岩はめでたく伊右衛門の元に戻れることになった。お岩はお稲荷さんに感謝して、自宅の庭に「お稲荷さん」を建てて、毎日夫婦で拝み、幸せに暮らしたそうである。なお、田宮家は現在でも続いており、お岩さんは田宮家復興の祖としてあがめられているらしい。お岩稲荷は現在でも残っているらしいから、近所の方はこの話を知っているんじゃないかな。
 なるほど、いい話だねって、全く違うじゃないか。伊右衛門は真面目で勤勉だし、お岩さんは信心深いいい妻だし、大富豪は奉公人の幸せを望んでいるし。怪談の要素はないな、メロドラマ仕立ての方がいいんじゃないの。
 四谷怪談は舞台や落語で人気を呼び、おどろおどろして雰囲気の方が伝わってしまったのが真相らしい。

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近所の心霊スポットの現況

時々書いている私の家の裏にある心霊スポットの現況を報告する。

 先日、またも救急車がやってきた。私は道に出ていたが、「○○さんのお宅はこの道の奥ですか」と尋ねられたので、「そうですが、何かあったのですか」と訊いたら、「個人のプライバシーに関することなので答えられません」と言われてしまった。
 あとで考えてみると何かあったから救急車が来たのに、何かあったのですかと訊いたのはまずかったかなと思ったが、誰でも同じことを言いそうだから仕方がない。救急車の兄ちゃんもせっかく教えたのだから、もう少し愛想よくしてくれたらいいのにと思ったが、なぜか急いでいるようなので仕方がないのかも知れない。

 

 確かこの間も同じようなことがあって、それ以来、なぜだか顔を見なくなった人がいる。風の噂では一番奥に住んでいた人が、どうとかこうとかしたらしい。これで裏の呪いのアパートの住人は一人になってしまった。
 駅にもスーパーにも近いし、2DKあれば入る人も多いと思うのだが、そうでもない。一説には家賃が高すぎるとか言われているが、いくらなのか私は知らない。人がどんどん死んでいくのを隠しているようで、入居して1週間で出て行った人もいる。近所には、おしゃべりの人が多いので、知ってしまったのだろう。
 アパートの裏からスーパーの駐車場に出る通り抜けは通行禁止になったが、アパートの前を通ると霊障が起こることがあるので、別に構わない。今や自宅でも時々霊障が起こるようになったので、アパートから一番遠い部屋を使っている。
 
 裏の通行禁止の通路?は、近くの悪徳宗教施設(カルト教団と言われている立派な宗教施設である)の信者が通行するだけとなった。

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