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私は久し振りに車を買ったのだった。中古だが8人乗りのワゴン車で、これで友達と一緒に遊びに行けると思っていた。駐車場が必要なので探したところ、高速道路の近くの大きな駐車場が空いていたのでそこにした。料金は相場より少し高かったが、3か月分の敷金も取られた。ここらでは、駐車場に敷金は取らないんだよ と言ってやりたかったがやめた。駐車場の証明が必要だったからである。駐車場の証明でさらに1ヶ月分の駐車料金を取られた。文句を言いたかったがやめた。このあたりでは駐車場の証明は1ヶ月分の駐車料金が普通だったからである。
とある日曜日のことであった。車に乗ってどこかに行こうとしたのだが、鍵穴がない!その代わりに鍵穴の位置に大きな穴が空いていた。不思議なことだ。今まで鍵穴がなくなったことはない。仕方がないので助手席から乗ろうとしたが、やはり鍵穴がない!そのとき近くの溝の中に鍵のシリンダーを見つけた。もしかしたらシリンダーを押し込んで鍵を回してみたら開くかも知れないと思ってやってみたが、ダメだった。不思議なことだが、この方法はあきらめなくてはならない。無念である。
そのとき、後部座席から入ったらいいのではないかと、突然にいい考えが浮かんだ。しかし、後部座席のドアも鍵穴がなくなっていた。
最後はトランクしかないと思ったが、これも鍵穴がなくなっていたらどうしようと思う、気弱になった私であった。しかしそういうこともなくトランクだけはあけることができた。そこから入ってごそごそと運転席まで行くと、どうしようかと考えた。そういえば今まで車に入ることしか考えておらず、それからどうしたらいいのかを考えていなかった。
とりあえず落ちていたシリンダーを2つ見つけたので、それを持って知り合いの自動車工場に行った。なんでシリンダーを持ってきたのか訊かれたが、私もわからなかった。強いて言えば、そこにあったからである。
ある日突然に駐車場を止めるという連絡が入った。新しい駐車場をさがしたが適当なものがなかった。ちょうどその時に車検になったので、そのまま車を手放してしまった。駐車場からは、敷金が返ってきた。もう返ってこないと思っていたのでうれしかった。
その駐車場は、現在は新興宗教の駐車場になっている。やはり、呪いである。
私が以前に停めていたバイパスの横にある駐車場は、今は某新興宗教の駐車場になっている。そこの駐車場で起こった恐ろしい話である。
その日の朝、私はどこかに行くために、駐車場に行った。歩道には、新興宗教の集団が溢れている。逆方向に歩いて行く私を邪魔もののように見ていくのである。私は気分が悪くなった。だいたいここに住み始めたのは私の方が先である。宗教施設のところはホテル街だった。そのホテルが全部つぶれたのか、それとも潰したのかは知らないが、私が利用する前に宗教施設になってしまったのだ。宗教に用はない。
とりあえず、私は駐車場に着き、車のところまで行った。型は少し古いが8人乗りのワゴンである。今日は宗教法人の信者が多いので運転するのがいやだった。連中はマナーが悪く、神様に守られているので車に轢かれることがないため、車の前でも平気で飛び出してくるのだ。私はそんなことを考えていたが、何か車の様子がおかしいような気がした。まあ気のせいだろうと思って、エンジンをかけてバックしようとしたが、いつもあるところにバックミラーがない!それも壊すのでなく丁寧にネジを外して盗んでいる。
神様を信じない罰ならば、犯人は判っているのだが、そうでもないようだ。
とりあえず、ミラーを買ってきてり付けたが、あの駐車場ではいろいろな被害に会った。他の被害はまたの機会に。