百鬼夜行コースにつき危険
忍者ブログ

プロフィール

HN:
霊障持ちの大魔王
性別:
男性
職業:
年金会社
趣味:
二次元美少女
自己紹介:
私の近所では不思議な現象が起こる。幽霊か、妖怪か、それとも気のせいか、科学的・直観的・天然的に、その正体を暴く。

今宵

カテゴリー

shop street

リンク

最新記事

おすすめ

おすすめ



P R

RSS

忍者カウンター

[1]  [2]  [3]  [4

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

旅行で高知へ行った時の恐ろしい話(引越もの)

私は結構旅行好きなんです。仲間内の旅行も、クラブの合宿も、会社の旅行も、家族旅行も一人旅も全部好きなんです。貧乏人ですから、そんなに遠くまで遊びに行かれないんですが、出張が多かったので、南九州と沖縄以外は全国の都道府県を全部行ったことがあります。

さて、それは高知へ行った時の話。結構有名らしい旅館に泊まりました。宴会で皿鉢料理が出てきました。若い~年老いた女性が現れて、かつおのタタキを取ってくれるのです。

私は魚が嫌いです。とくに魚と野菜を一緒にすると野菜も食べられなくなります。

私のところには、中年を少し過ぎた位の女性が来ました。魚は嫌いだからいらないという私の言葉は完全に無視されて、隣の友人よりもひいき目に見ても多く取ってくれました。

私がまだ余裕だったのは、食べなけりゃいいわと思っていたからでした。しかし、中年過ぎの輩は、「これはここの名物だからどうぞ食べて下さい」とほざきおったのです。小さな親切、大きなお世話。どうも私が食べるのを見届けるまでここにいるようでした。私はテーブルの一番端でしたので、次の人がいないのです。

仕方なく、一番小さいのを箸でつまんで息を止め、飲み込みました。「もっと大きいのを食べて下さいよ」といわれたので、「だからそれは大きなお世話なんだよ」と言い返せるはずもなく、私は大きなかつおのタタキを口に入れられてしまいました。

ぬるっとした微妙な舌触り、噛み切りにくいほど生きのいい肉厚、口中に広がる魚の生臭さを中心とした独特の香り、まるで天国に召されたかのような味がしました。

すぐにトイレに行ってうがいを嫌と言うほどしましたが、胃に入った魚の匂いは消えません。私はショックのあまり永遠とも思える眠りについたのでした。

次の日は睡眠が十分だったので元気でした。

拍手[0回]

PR

恐怖!車に浮かぶ謎の足跡!

私が就職した頃の話です。

私は仕事が遅くなったので、買ったばかりの中古車を家の前の道路に違法駐車して家に帰りました。

そのとき住んでいた家は、警察署の近くでしたが、あまりに近いために駐車禁止の取り締まりも来ないという、ありがたいところでした。もっとも近所の人は、警察に近いので警察に出頭した人が、腹いせに悪さをしていくといううわさがありましたが、真偽の程はわかりません。

次の日のこと私は目を覚まして、会社に行く準備をして、家を出て、車に乗りました。エンジンをかけようとして前を見た私は思いがけないものを見てしまったのです。

それは、ボンネットから一直線に延びる謎の足跡。私は表に出て恐る恐る車を見ると、その謎の足跡はボンネットからトランクまで一直線に続く足跡。運よく屋根はへこんでいませんでしたが、ガラスの部分はどうやって歩いたのか今でも謎のままです。

よく考えてみるとその道は、小学校と中学校の通学路になっているのです。

くそ、小学生が俺の車の上を歩きやがったな。

私は朝から足跡を取るために車を水で洗いながら、通っている小学生を睨み付けるのでした。

今はその学校でバスケのコーチをしています。

拍手[0回]

怪談!奥多摩の鍾乳洞探検! (引越もの)


知る人は知っていると思いますが、東京は奥多摩のその奥に鍾乳洞があるんです。まあ、いくつかあるんですが、有名なのは、日原鍾乳洞ですね。当時はそうではなかったのですが。

大学にいた時に、クーラーもなく暑いから、みんなで鍾乳洞に行こうということになりました、と思って下さい。無謀な1人がゴリ押ししただけなのですから。

懐中電灯を持って、私たちは、数時間後、とある日原鍾乳洞に着きました。中に入ると、いかにも霊がいそうな悪寒が私たちを襲いました。全員が何気なく後ろを振り向きましたが、白い影がふわふわと浮いているだけでした(うそです)。鍾乳洞は寒いものです!

途中から観光道をそれて、横穴に入ってみると、細いがずっと続いているように思いました。これが、日頃の悪行の呪いであることを知る者はいませんでした。

そんなに進んでいないのに、思いもよらず、洞窟が通れないほど狭くなっていました。みんなで代わる代わる突破しようとしましたが、無理でした。これが、怨霊の仕業であることはあと数10分たてば分かるのです。私たちは仕方がないので戻ることにしました。

運よく10分ほどでバスが来ました。私たちはバスに乘ろうとしましたが、「泥だらけの人は乗せない」と乗車拒否されました。私たちははっとして、お互いの姿を見ました。多分怨霊のせいでしょうが、バスの運転手の言う通り、不思議なことに私たちは泥だらけになっていました。

駅まで2~3時間かかったことを覚えています。

奥多摩は怨霊がはびこる、深山幽谷の地です。

拍手[0回]



忍者ブログ [PR]

graphics by アンの小箱 * designed by Anne