百鬼夜行コースにつき危険
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HN:
霊障持ちの大魔王
性別:
男性
職業:
年金会社
趣味:
二次元美少女
自己紹介:
私の近所では不思議な現象が起こる。幽霊か、妖怪か、それとも気のせいか、科学的・直観的・天然的に、その正体を暴く。

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旅行で高知へ行った時の恐ろしい話(引越もの)

私は結構旅行好きなんです。仲間内の旅行も、クラブの合宿も、会社の旅行も、家族旅行も一人旅も全部好きなんです。貧乏人ですから、そんなに遠くまで遊びに行かれないんですが、出張が多かったので、南九州と沖縄以外は全国の都道府県を全部行ったことがあります。

さて、それは高知へ行った時の話。結構有名らしい旅館に泊まりました。宴会で皿鉢料理が出てきました。若い~年老いた女性が現れて、かつおのタタキを取ってくれるのです。

私は魚が嫌いです。とくに魚と野菜を一緒にすると野菜も食べられなくなります。

私のところには、中年を少し過ぎた位の女性が来ました。魚は嫌いだからいらないという私の言葉は完全に無視されて、隣の友人よりもひいき目に見ても多く取ってくれました。

私がまだ余裕だったのは、食べなけりゃいいわと思っていたからでした。しかし、中年過ぎの輩は、「これはここの名物だからどうぞ食べて下さい」とほざきおったのです。小さな親切、大きなお世話。どうも私が食べるのを見届けるまでここにいるようでした。私はテーブルの一番端でしたので、次の人がいないのです。

仕方なく、一番小さいのを箸でつまんで息を止め、飲み込みました。「もっと大きいのを食べて下さいよ」といわれたので、「だからそれは大きなお世話なんだよ」と言い返せるはずもなく、私は大きなかつおのタタキを口に入れられてしまいました。

ぬるっとした微妙な舌触り、噛み切りにくいほど生きのいい肉厚、口中に広がる魚の生臭さを中心とした独特の香り、まるで天国に召されたかのような味がしました。

すぐにトイレに行ってうがいを嫌と言うほどしましたが、胃に入った魚の匂いは消えません。私はショックのあまり永遠とも思える眠りについたのでした。

次の日は睡眠が十分だったので元気でした。

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