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私が以前に停めていたバイパスの横にある駐車場は、今は某新興宗教の駐車場になっている。そこの駐車場で起こった恐ろしい話である。
その日の朝、私はどこかに行くために、駐車場に行った。歩道には、新興宗教の集団が溢れている。逆方向に歩いて行く私を邪魔もののように見ていくのである。私は気分が悪くなった。だいたいここに住み始めたのは私の方が先である。宗教施設のところはホテル街だった。そのホテルが全部つぶれたのか、それとも潰したのかは知らないが、私が利用する前に宗教施設になってしまったのだ。宗教に用はない。
とりあえず、私は駐車場に着き、車のところまで行った。型は少し古いが8人乗りのワゴンである。今日は宗教法人の信者が多いので運転するのがいやだった。連中はマナーが悪く、神様に守られているので車に轢かれることがないため、車の前でも平気で飛び出してくるのだ。私はそんなことを考えていたが、何か車の様子がおかしいような気がした。まあ気のせいだろうと思って、エンジンをかけてバックしようとしたが、いつもあるところにバックミラーがない!それも壊すのでなく丁寧にネジを外して盗んでいる。
神様を信じない罰ならば、犯人は判っているのだが、そうでもないようだ。
とりあえず、ミラーを買ってきてり付けたが、あの駐車場ではいろいろな被害に会った。他の被害はまたの機会に。
私は結構旅行好きなんです。仲間内の旅行も、クラブの合宿も、会社の旅行も、家族旅行も一人旅も全部好きなんです。貧乏人ですから、そんなに遠くまで遊びに行かれないんですが、出張が多かったので、南九州と沖縄以外は全国の都道府県を全部行ったことがあります。
さて、それは高知へ行った時の話。結構有名らしい旅館に泊まりました。宴会で皿鉢料理が出てきました。若い~年老いた女性が現れて、かつおのタタキを取ってくれるのです。
私は魚が嫌いです。とくに魚と野菜を一緒にすると野菜も食べられなくなります。
私のところには、中年を少し過ぎた位の女性が来ました。魚は嫌いだからいらないという私の言葉は完全に無視されて、隣の友人よりもひいき目に見ても多く取ってくれました。
私がまだ余裕だったのは、食べなけりゃいいわと思っていたからでした。しかし、中年過ぎの輩は、「これはここの名物だからどうぞ食べて下さい」とほざきおったのです。小さな親切、大きなお世話。どうも私が食べるのを見届けるまでここにいるようでした。私はテーブルの一番端でしたので、次の人がいないのです。
仕方なく、一番小さいのを箸でつまんで息を止め、飲み込みました。「もっと大きいのを食べて下さいよ」といわれたので、「だからそれは大きなお世話なんだよ」と言い返せるはずもなく、私は大きなかつおのタタキを口に入れられてしまいました。
ぬるっとした微妙な舌触り、噛み切りにくいほど生きのいい肉厚、口中に広がる魚の生臭さを中心とした独特の香り、まるで天国に召されたかのような味がしました。
すぐにトイレに行ってうがいを嫌と言うほどしましたが、胃に入った魚の匂いは消えません。私はショックのあまり永遠とも思える眠りについたのでした。
次の日は睡眠が十分だったので元気でした。
私が就職した頃の話です。
私は仕事が遅くなったので、買ったばかりの中古車を家の前の道路に違法駐車して家に帰りました。
そのとき住んでいた家は、警察署の近くでしたが、あまりに近いために駐車禁止の取り締まりも来ないという、ありがたいところでした。もっとも近所の人は、警察に近いので警察に出頭した人が、腹いせに悪さをしていくといううわさがありましたが、真偽の程はわかりません。
次の日のこと私は目を覚まして、会社に行く準備をして、家を出て、車に乗りました。エンジンをかけようとして前を見た私は思いがけないものを見てしまったのです。
それは、ボンネットから一直線に延びる謎の足跡。私は表に出て恐る恐る車を見ると、その謎の足跡はボンネットからトランクまで一直線に続く足跡。運よく屋根はへこんでいませんでしたが、ガラスの部分はどうやって歩いたのか今でも謎のままです。
よく考えてみるとその道は、小学校と中学校の通学路になっているのです。
くそ、小学生が俺の車の上を歩きやがったな。
私は朝から足跡を取るために車を水で洗いながら、通っている小学生を睨み付けるのでした。
今はその学校でバスケのコーチをしています。